2011年12月21日水曜日

カルシウムについて

「上田知樹のともデンタルクリニック日記」です、こんにちは。
今回は、カルシウムについてお話させていただきます。
カルシウム は原子番号 20 の金属元素ですね。元素記号は Ca。 周期表第2族アルカリ土類金属元素の一種で、ヒトを含む動物や植物の代表的なミネラル(必須元素)です。
人体の構成成分としてのカルシウムは、成人男性の場合で約1 kgを占めるそうですね。主に骨や歯としてヒドロキシアパタイト Ca5(PO4)3(OH) の形で存在します。
生体内のカルシウムは、遊離型、タンパク質結合型、沈着型で存在するとされています。ヒトをはじめとする脊椎動物では、主に骨質として大量の沈着型がストックされているんですが、細胞内のカルシウムイオンは外より極端に濃度が低く、その差は3桁に達するのだとか。同様の濃度差はカリウムとナトリウムでも見られますが、カルシウムでは細胞内濃度が厳密に保たれているそうです。これは、真核細胞内の情報伝達を担うカルシウムシグナリングのためと考えられていて、細胞膜にカルシウムイオンを排出するカルシウムチャネルが備えられているのだとか。
筋肉細胞では、収縮に関わるタンパク質(トロポニン)に結合することが不可欠と言われていますね。カルシウムイオンは細胞内液には殆ど存在せず、細胞外からのカルシウムイオンの流入や、細胞内の小胞体に蓄えられたカルシウムイオンの放出は、様々なシグナルとしての生理的機能があるんです。
植物細胞では、有機酸の対イオンとなるなど物質代謝に関わっているため動物細胞より多く必要とし、肥料の三要素に次いで4番目に必須となっています。
歯にとってもカルシウムは大事ですから、カルシウムの多く含まれている食事を心がけたいですね。
それでは。

1 件のコメント:

  1. 歯を丈夫にするにはカルシウム、っていう話は、よく聞きますよね。上田知樹さんのカルシウムの話勉強になりました。

    返信削除