2012年8月3日金曜日

アメロブラスチンとは


上田知樹です。こんにちは。今日も「上田知樹のともデンタルクリニック」始めさせていただきます。よろしくお願いします。今回お話するのは、アメロブラスチンについてです。アメロブラスチン は歯のエナメル質に存在する遺伝子特異的なタンパク質ですね。エナメル質のうち、タンパク質は5%未満とされていますが、そのうち5~10%がアメロブラスチンになります。エナメル芽細胞によって歯の発生時期に形成されるんですね。その機能はまだ完全には理解されていませんが、歯の発生において、エナメル質の結晶の成長や石灰化の促進をコントロールしているのではないかと考えられているのだとか。他のエナメルタンパクとしては、アメロゲニン、エナメリン、tuftelins等が有るとされていますね。
では今日はこのへんで。上田知樹でした。


2012年5月25日金曜日

八重歯について


上田知樹です。こんにちは!今日も上田知樹が歯についてお話させていただきます。よろしくお願いします。
今回お話するのは八重歯について。
八重歯とは、歯牙が叢生した状態、特に上顎犬歯の低位唇側転位を指す通俗的表現です。「押歯」「添歯」「鬼歯」とも言います。
顎骨の劣成長や乳歯の脱落遅延などによって生じる現象であり、永久歯が正常に萌出するためのスペースが確保できない場合に発生します。また先天的な歯冠幅や骨格によっても左右されるため、遺伝的な要因が大きいとされているんですね。萌出後の顎骨の成長によって正しい位置に自然誘導されるケースもまれにありますが、多くは人為的な歯列矯正が必要となります。
欧米諸国では、吸血鬼の牙を連想させることから古くから忌み嫌われてきたそうですね。また、国によっては小児の歯列矯正が保険適用となる場合もあるため、中流以上の家庭では例外なく矯正治療の対象とされているのだとか。そのため八重歯を持つ人は子供に十分な医療費をかけられない貧困層の出身とみなされ、蔑視の対象とされることもあるそうですね。
一方、宗教的なタブー意識が希薄で、人前では歯を見せないことを礼儀とした日本では八重歯に対して非常に寛容であり、また混合歯列期の幼さを想起させることから「可愛い」として歓迎する文化が現在も根強く存在しています。さらに国民皆保険制度の存在により通常の歯科治療ならば非常に安い金額で受けることが可能であるため、保険適用外である歯列矯正は相対的に高額で贅沢なものと認識されているという事情もあり、諸外国に比べて八重歯の矯正を行う人は圧倒的に少数であるのが現状なんですね。近年では美意識の面でも国際化が進み、以前のように八重歯のアイドルがもてはやされるような傾向は少なくなってきているようですが、アニメや漫画の世界では今もなお、主として女性キャラクターの快活さや小悪魔的な奔放さを象徴する記号として頻繁に使用されているようですね。
では今日はこのへんで。上田知樹でした。


2012年3月19日月曜日

根管治療について

上田知樹のともデンタルクリニック日記」です。こんにちは。
今回も、歯についてのことをこちらで書かせていただきます。よろしくお願いします。
今回上田知樹がお話するのは根管治療についてです。
根管治療は、歯髄の炎症が強く、歯髄を取り除かなければならないときや、すでに歯髄は死んでしまい、根管を通じて感染が根の先の部分に及び、ここに病巣(根尖病巣)ができているときに行われます。
肝心の治療法ですが、まず、麻酔によって患部を完全に麻痺させてからおこなわれます。そして歯にラバーダムをかけて他の歯をカバー。患部を全部除去する為に、歯髄の天井部に穴を開け、細長い器具で根尖部まできれいに掃除します。そしてそこに替わりの詰め物を入れて準備をします。
次にX線写真が撮られ、根尖部まで達しているかが確認されます。ポストを歯髄腔に埋め込み、治療が完成します。クラウンを被せる治療は一連の治療の最後におこなわれます。
根管治療について、お分かりいただけましたでしょうか。それでは今日はこのへんで。上田知樹でした。

2012年2月13日月曜日

充填について

こんにちは!「上田知樹のともデンタルクリニック日記」です。
今日も、上田知樹が歯についてここでお話させていただきますね。
今回お話するのは、歯の治療法の一つ、充填についてです。

充填とは、むし歯や外傷などで、歯の一部に穴があいたり欠けたりした部分を、適当な材料で修復することですね。虫歯になった歯は、進行は止められても、穴が開いた状態のままになってしまうので、虫歯で凹んだり、治療が削られた部分は、専用の素材で補う必要があるんです。これには、歯の機能(噛む、話す、審美性)を回復すると同時に、さらなる疾患(むし歯や歯周病)の予防を行います。
これにも色々と種類がありまして、レジン充填(患部が前歯だったり小さい歯だったりした場合によく使われる。歯冠色修復という高い審美性を具現化した接着性コンポジットレジン修復では、前歯のみならず奥歯にも使われるようになり、主要な充填法として一般的となりました。)、グラスアイオノマーセメント充填(歯の色をしており、審美性にも優れ、適当な機械的強度や物理的性質をもつ。充填に限らず幅広い領域で適用されています。)、接着アマルガム充填(簡易かつ安価な金属材料として、約100年以上も前から広い範囲の修復に応用されてきたと言われています。歯の接着材ともよく接着するため、近年、歯の接着材とアマルガムを同時応用した接着アマルガム充填も行われています。)などがあるんですよ。

それでは今日はこのへんで。
上田知樹でした。

2012年1月18日水曜日

歯垢(プラーク)について

上田知樹です。こんにちは。今日も「上田知樹のともデンタルクリニック日記」はじめていこうと思います。よろしくお願いします。
今回お話するのは、歯垢について。歯垢とは、一般に歯牙表面に付着した黄白色を帯びた粘着性の物体のことを指します。厳密には歯牙との接触面は獲得被膜ペリクルと呼ばれる被膜で覆われており、その上に形成されたものが歯垢なんですね。デンタルプラーク、また単にプラークと呼ばれています。俗に歯屎(歯糞、はくそ)、歯滓(はかす)とも呼ばれていますね。
口腔内の歯垢の分布は歯垢染色剤によって容易に調べることができます。
また、歯垢が石灰化して歯牙表面に張り付いたものを歯石と呼びます。歯垢の間は歯ブラシやデンタルフロスなどによる口腔清掃によって除去できますが、歯石となると歯科医院等でなければ取ることは難しいです。
歯垢はその組成の8割が水分、残り2割が有機質であるといわれています。有機質の大半は細菌(口腔常在菌)とその代謝物で、口腔内の清掃状態によって細菌が変化し、歯周病や齲蝕など様々な疾患の原因となる他、口臭等を誘発する事が知られていますね。
それでは今日はこのへんで。上田知樹でした。

2011年12月21日水曜日

カルシウムについて

「上田知樹のともデンタルクリニック日記」です、こんにちは。
今回は、カルシウムについてお話させていただきます。
カルシウム は原子番号 20 の金属元素ですね。元素記号は Ca。 周期表第2族アルカリ土類金属元素の一種で、ヒトを含む動物や植物の代表的なミネラル(必須元素)です。
人体の構成成分としてのカルシウムは、成人男性の場合で約1 kgを占めるそうですね。主に骨や歯としてヒドロキシアパタイト Ca5(PO4)3(OH) の形で存在します。
生体内のカルシウムは、遊離型、タンパク質結合型、沈着型で存在するとされています。ヒトをはじめとする脊椎動物では、主に骨質として大量の沈着型がストックされているんですが、細胞内のカルシウムイオンは外より極端に濃度が低く、その差は3桁に達するのだとか。同様の濃度差はカリウムとナトリウムでも見られますが、カルシウムでは細胞内濃度が厳密に保たれているそうです。これは、真核細胞内の情報伝達を担うカルシウムシグナリングのためと考えられていて、細胞膜にカルシウムイオンを排出するカルシウムチャネルが備えられているのだとか。
筋肉細胞では、収縮に関わるタンパク質(トロポニン)に結合することが不可欠と言われていますね。カルシウムイオンは細胞内液には殆ど存在せず、細胞外からのカルシウムイオンの流入や、細胞内の小胞体に蓄えられたカルシウムイオンの放出は、様々なシグナルとしての生理的機能があるんです。
植物細胞では、有機酸の対イオンとなるなど物質代謝に関わっているため動物細胞より多く必要とし、肥料の三要素に次いで4番目に必須となっています。
歯にとってもカルシウムは大事ですから、カルシウムの多く含まれている食事を心がけたいですね。
それでは。

2011年10月31日月曜日

上田知樹が歯科専門用語について書いていく

上田知樹です。こんにちは。
今回お話するのは、歯科専門用語についてです。幾つかピックアップしてお話させていただきますね。

・顎関節症(がくかんせつしょう)
顎が鳴る、口が大きく開かない、顎が痛むなどの症状。

・仮歯(かりば)
治療途中でつけておく歯。テックとも言う。

・キシリトール
むし歯を起こさない甘味料。白樺やトウモロコシの芯を加工して作られる。

・義歯(ぎし)
入れ歯のこと。

・矯正治療(きょうせいちりょう)
「矯正装置」を使用し、歯に一定の力を加えて人工的に動かし、歯並びやかみ合わせを矯正する治療のこと。

・クラウン
むし歯治療のために削った歯を全面的に覆うために型をとって製作されたかぶせ物。

・欠損(けっそん)
歯が根っこからなくなってしまっていること。

・コア
根だけになってしまった歯に入れる土台のこと。

・口角(こうかく)
唇の端で、上唇と下唇がつながっている部分のこと。

・口蓋(こうがい)
口の中の上顎のこと。

上田知樹自身、歯科医の勉強を始める前には分からなかった語句とかが結構あるんですよね。
今は何かその時が懐かしい気持ちです(笑)
それでは今日はこの辺で。失礼します。